【おすすめ記事】クレームの対処法を知る

業務量が多いとつらい

多すぎる業務量

多すぎる業務量

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業務量が多いつらさ

仕事がつらいと感じてしまうことが多いのであれば、自分は働きすぎていないかを良く考えてみましょう。平均的な日本人の労働時間は国民の幸福度が高いと言われるヨーロッパの国々に比較して長く、働きすぎが多くの人に精神的なダメージを与えていると言われています。
そもそも人間が本当に健康的かつ精力的に働ける時間には限りがあるものです。例えば20代であれば徹夜をして仕事をするようなことが月に何度かあっても耐えられるかもしれません。しかし年齢が上がるとともにそのようなことはできなくなってくるものです。そもそも法律上は1日8時間、1週間に40時間までに労働時間を保つことが適切だとされています。

サービス残業

また仕事が多くなってしまった時につらさを感じる理由として、体力的につらいというのはもちろんあると思うのですが、多くの企業でそのような時にはサービス残業が横行してしまうという問題もあります。本来であれば所定の労働時間を超えた分には割増賃金、つまり残業代を支給しなければなりません。しかし経営が上手くいっていなかったり、経営者がケチだったりすればそうした費用の発生を抑えるために残業代を支払わずサービス残業を強制することが多々有ります。もちろんこれは雇用主として犯罪を行っていることになるのですが、例えばタイムカードを改ざんしたり、あるいはそもそもタイムカードを設置しなかったりしてサービス残業の形跡を残さないようにする所もあります。

優秀な人ほど苦しむ

特に過剰労働の問題は優秀な人ほど苦しめられると言っても良いでしょう。確かに仕事のできない人の場合も、仕事が遅くなるので見かけ上は仕事が多くなってしまい大変そうです。しかし、そうした場合は自業自得の側面もありますし、本人の業務スキルが上がれば良いので問題の解決は簡単です。しかし優秀であるがゆえに上司や同僚、あるいは部下から頼られてしまい働きすぎてしまう方の場合は問題の根が深く、解決が難しいことが多いのです。その方に頼らなければ、職場の業務が回らなくなってしまっているためです。
また人間は人から頼りにされたり評価されたりすれば嬉しいので、そうした精神的な高揚感もあって多少の無理ができてしまう部分もあります。しかしそうした無理は長くは続かないですし、本人のためだけではなく会社のためにもなりません。優秀な人ほど損をする姿を見せてしまうことになるので、自分から積極的に頑張ろうという人が減っていってしまいます。またそうした状況を見た若手の離職率も上がってしまいます。

2016/11/25

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